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今年最初の雪が

うちの冷蔵庫に舞い降りた。

具体的には、瓶詰めなめたけの上に。

この…白カビめっ!!

(以下、脳内妄想。)

*「せ…先生?」

恐る恐る、先生に触れる。
微かだが、息は…ある。

*「なめたけ先生!!」

僕は横たわる先生の体をゆする。
力なく横たわる、なめたけ先生の表面は、うっすらと白い。

*「先生!!」

なめたけ「う…うぅ…」

*「先生!気がつかれたんですね!」

先生がゆっくりと、まぶたを空ける。
焦点が僕に合う。

なめたけ「おぉ…*よ。…すまんな…。わしは…ここ…までじゃ…。」

*「そんな!!先生は仰ったじゃないですか!!2010年の3月までは持つって!!」

なめたけ「すま…んな…。お前を…しん…ぱいさせまいと…ずっと…黙っておったの…じゃ…。」

*「!!まさかっ!!」

僕はあわてて先生を裏返す。
修行の間、一回も見せてくれなかった、その背中を見るために。

*「そんな…」

そこには、先生が僕に言った日付が書かれていた。
ただし、隣に残酷な赤い文字を伴って。

『開栓前』

*「そんな…。じゃあ、先生が僕に力を与えて下さった瞬間から、カウントダウンは始まっていたということですか!!??」

うっすらと、そうじゃないかと予想はしていた。

なめたけ「そうなるな…。
        だが、悔いは…無い…。
          おかげで…お前…さんが、生き…ておるの…だから…。」

*「先生!!」

でも、信じたくは無かった。

なめたけ「そろそろ…お迎え…が…来たようじゃ…。
        *よ、…後は…頼ん…だぞ。
           他の…食材たちに…もよ…ろし…くな…。
       ………………………………………………………………………………………………………………………………」

*「せんせ~~~い!!!」


______
先生の亡骸はきれいに洗浄した。

月1で回ってくる収集車に先生を託すつもりだ。

先生と過ごした日々が思い出される。

単体でいただいた日。
納豆とのデュエットをいただいた日。
汁物に入れようとした日もあったっけ?

ありがとう

ありがとう

先生がいれば、ご飯2杯はいけました。

先生が下さったこのエネルギー、無駄なく燃やしきって見せます。

ありがとう

ありがとう

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日常」カテゴリの記事

コメント

進行形で無駄にしている件について。

投稿: アニー | 2009年1月16日 (金) 20時13分

この記事書いたことか!!
そうなのか!!


なめたけ先生、私は今日も元気です。
(風邪気味だけど。)

投稿: midorimu | 2009年1月18日 (日) 01時41分

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